スズメバチの種類と特徴

スズメバチって一概に言うけど種類ってあるの?家にスズメバチの巣が出来たけどテレビで見たものとは違うし危険なのかな?など思われたことはありませんか?
今回はスズメバチの種類とその特徴を画像付きでお伝えします。


スズメバチ駆除でご依頼いただく7,8割が上記写真のコガタスズメバチです。
コガタと聞くと小さいのかな?と思われがちですが同じような斑紋パターンを持つオオスズメバチと比べてコガタというのが名前の由来といわれており、2~3cmの蜂です。
キイロスズメバチ・オオスズメバチと比べて攻撃性・毒性は低いですがそれでも大変危険です。
巣を作る場所は軒や特徴として庭木の中に枝を巻き付けるようにして好んで作ります。
そのため、巣に気づかず剪定などをして刺されるといったケースがとても多いです。


続いては、よくテレビなどでも特集されているキイロスズメバチです。
キイロスズメバチはとにかく狂暴で攻撃性・毒性が非常に高いです。
大きさはコガタスズメバチと同じかすこし小さいくらいですが、特徴として体全体が黄色をしています。日光にあたると体がオレンジ色に見えるため岐阜などの一部地方で「アカバチ」とも呼ばれています。同じ全体が黄色のアシナガバチと間違える方がたまにいらっしゃいます。
軒や屋根裏・床下・壁やトタンの隙間など閉鎖的な空間に好んで巣を作ります。
キイロスズメバチの巣はとにかく大きく直径50cmを超える巣を作ることも多く1,000匹を超えることもあります。
また、蜂の巣をさらに大きくするために引っ越しをする珍しい特徴もあります。


続いては、モンスズメバチです。モンスズメバチも攻撃性が高く毒性が強い蜂です。
屋根裏、樹洞などとにかく閉鎖空間を好んで巣を作ります。
モンスズメバチの特徴として他のスズメバチと違い夜でも行動でき、巣の底が開いている解放した形となっています。
そのため天井裏に巣がある場合、糞などで天井に染みができ匂いも強烈です。


最後にオオスズメバチです。
オオスズメバチの大きさは3~5cmほどでハチの中で最大です。
オオスズメバチは土手や竹藪の土の中に巣を作ることが多く、樹洞などにも作ります。
そのため山道などで歩く振動により巣を刺激し襲われるといったケースもあります。

とにかく狂暴で毒性も高く一度狙われると30mほど追ってくることもあります。
とにかく大きい蜂が近くで飛んでいる場合は近づかないことが一番です。


スズメバチにも色々な種類がありますが、攻撃性・毒性ともにアシナガバチよりも高い為危険を感じた際は刺激せず近づかずプロの蜂駆除業者にご連絡してください。


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